今のクルマ、冬の暖機運転は必要か?



冬の暖機運転

 

 

暖気運転が最も必要となるのが冬の時期です。寒い冬の時期、朝一番のエンジン始動、その後の暖機は、どのようにしていますか?しばらくアイドリング状態で待って、水温が上がるようにする人も多いかと思います。

 

 

しかし、寒冷地の場合でも、アイドリング状態での暖機はできるだけ短い方がいいのです。寒冷地の場合は、ウィンドウの凍結もありますし、車内気温の問題もあるので、ある程度はアイドリング状態での暖機も必要かと思いますが、ウィンドウ凍結はカバーを掛けて対処することもできますし、車内ではコート類を着たままでしばらく運転するなどで、アイドリングの時間は結構短縮できると思います。

 

 

現実的にアイドリング状態で暖機するのは、効率が悪く、エンジンだけしか暖まりませんから、できるだけ短時間で済ませるのがお勧めです。走り出して、水温が安定するころには各部品の暖機もしっかり完了しているので、そのあたりを暖機運転終了の目安にすればいいでしょう。

 

 

ハイブリット車の場合は、温風はすぐに出ないのが普通です。寒冷地ではちょっと厳しいのですが、プリウスα、寒冷地仕様車などの一部車種を選択すると、排気熱回収器が付いているので、通常のハイブリッド車よりも早くヒーターが効き、暖気時間も短縮しています。